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about us

会社案内

社寺建築の屋根に向き合い続けて百余年。私たちは、檜皮葺・杮葺・茅葺・銅板葺といった伝統工法を受け継ぎながら、確かな技術と誠実な姿勢で文化を次代へとつなぐ仕事に取り組んできました。ここでは、代表のご挨拶、会社の概要、そして創業からの歩みをご紹介いたします。

message

ご挨拶

私たちの仕事は檜皮葺や杮葺、茅葺といった伝統的な植物性屋根を主に施工しております。
これまでその建物が背負ってきた歴史を守り、これから先も創建当初の形を次代へと紡いでいく事を使命としています。

檜皮葺や杮葺といった伝統工法は、単なる技術ではなく、
自然との調和の中で育まれてきた日本の文化そのものだと、私は考えています。
だからこそ、素材の選定から仕上げの一枚に至るまで、
一つひとつに誠意を尽くす姿勢を、どの現場でも貫いてきました。

国宝や重要文化財の特別な保存修理に携わることは、技術とともに“思い”を受け継ぐということ。
その責任を果たすために、若い職人の育成や、素材調達の持続的な仕組みにも力を注いでいます。

これからも、先人たちから継承してきた技術と価値を守りながら、
次の世代へしっかりと手渡していきたいと思います。

代表取締役

村上 貢章

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会社概要

社名 株式会社村上社寺工芸社
代表者 取締役会長 村上英明
代表取締役 村上貢章
本社所在地 〒669-3103 兵庫県丹波市山南町篠場443-1
代表電話 0795-78-0158
代表FAX 0795-78-0708
代表メールアドレス murakamisyaji.cic[at]beach.ocn.ne.jp
創業年 大正5年
従業員数 21名(役員含む)
資本金 2,000万円
建築者登録番号 兵庫県知事 許可(特-5)第751339号
所属団体
  • 公益社団法人 全国社寺等屋根工事技術保存会
  • 丹波市商工会
  • 丹波市納税協会
  • 丹波市観光協会
業務内容
  • 国宝・重要文化財等社寺仏閣の屋根修理工事 (植物性屋根)
  • 民間数寄屋造り等の屋根工事
  • 前各号に付帯関連する一切の業務
主要発注先 宮内庁、各種地方公共団体、宗教法人など
history

沿革

千年を超える檜皮葺の歴史には、無数の職人たちの手と知恵が重ねられてきました。
私たちの歩みもまた、その流れの中にあるものです。

創業以来、伝統的な屋根工法に真正面から向き合い、文化財の修復から素材の調達、若手の育成に至るまで、一貫して技と心を磨いてきました。ここでは、私たちのこれまでの軌跡を簡単にご紹介します。

大正4年

  • 遠州一の宮小國神社社殿檜皮葺工事を施工

大正5年

  • 初代村上榮一が請負業登録し、中郎以西檜皮屋根請負業申合組合に所属

昭和32年

  • 二代目村上栄一が島根県安来市清水寺本堂を施工。
  • 初めての重要文化財工事。

昭和37年

  • 社名を「村上社寺工芸」とする
  • 5、6名の職人を雇い、京都御所をはじめ数々の工事を施工。

昭和58年

  • 社名を現在の「株式会社 村上社寺工芸社」へと変更。資本金500万。この時最初の兵庫県知事許可を受ける

平成9年

  • 新社屋完成
  • 二代目村上栄一が「檜皮葺・杮葺」の国の選定保存技術保持者に認定

平成10年

  • 三代目として村上英明が社長に就任。会長に村上栄一

平成19年

  • 資本金2000万に増資

平成27年

  • 創業100年を迎える

令和6年

  • 三代目村上英明が日本建築史会鹿児島大会にて表彰

令和7年

  • 四代目として村上貢章が就任。会長に村上英明。21名で日々業務を遂行中(役員含む)